覚えていまーすか。目と目があった時ーを。

はい、「劇場版」です、皆様覚えていますか(笑)。キーワードに
マクロス見るなら劇場版」
なんて書いてあってショック・・・。TV版からの大ファンなんで
「放映当時見てない・知らない若造どもが絵が汚いだの・内容にばらつきがあるだの気楽にけなすんじゃねえ」
と思ってしまいました。自分もいろんな作品けなしてるんでそんなこと言えないんですが(恥ずかし)。
そこで「リアルタイム」で「マクロス」見てた世代としてすこし想い出語りを・・・。内容に関しては近年「映像メディア」の充実、「紹介・批評コンテンツ」等々ありますので詳しくは記述しません。
あくまで「私のノスタルジーについて記述しますんで、つまんなかったらごめんなさい。
「TV版マクロス」は放映当時、毎日放送系で「日曜昼2時」という、現状では「テレ東」さんもやらない時間帯に放送してました(笑)。自分の部屋にTVなんてなかったんで壮絶な
「親とのチャンネル争奪戦」(ほぼ100%自軍の敗北に終わります)
が繰り広げられていました。たまに親が出かける時は狂喜したものです。
で「マクロスの何が好き?」とか聞かれると
バルキリーのカッコ良さ(変形するトムキャットですからね)」
「メカニック描写の美しさ(納豆ミサイルですか)」
「ミンメイというキャラクター(チャイナドレス・・・ふふふ)」
「柿崎の耐えられない存在の軽さ(美形は生き残るんですが、ねえマックス)」
等々色々挙がると思いますが、そう言うマテリアルは今回置いときます。

「TV版マクロス」はノベライズされているんですが、そのストーリーは「TV版27話」の
「決戦を生き残ったマクロスが降下してくるのを抱き合い見守る輝と美沙」
というシーンで終わってます。そこはシンクロしてるんです。
ところが実際にはTVシリーズは36話まで放送されたので「28−36話」というのは「空白のストーリー」とでもいうべき状態です。でそれはなぜかというと。
ファンが放送延長・続行を望む声が大きかったため急遽ストーリーを拡張したから
なんです。むろん「延長」に際してはいろいろな事情・思惑あったでしょうが、
「ファンの熱望」
というものが最大の要因だったのは間違い無い事実です。その結果後付けの後日談として28−36話は作られた訳です。
実は当時私も「放送延長の要望署名」集めに、模型店おもちゃ屋を回りました。結局私自身はたいした署名集められませんでしたが、延長が決まった時はえもいわれぬ感動覚えたもんです
今見ると「やっぱり急造・後付けだな」と思うアラは目立ちますが当時の想い出持つ身には28−36話は「特別なスペシャルストーリー」なんですね。
「皆の思いが・力が1つになって、うおおおおおー」
みたいな(笑)。
で話はそこで終わらないんですが、「マクロス劇場版 愛・おぼえていますか」公開となるんですが、私は友達の名前も借りてせっせとリクエスト葉書書きしました
でついにその日が、日付・得票は覚えてないんですがあの「ザ・ベストテン」にて
今週初登場8位は、飯島真理さん「愛おぼえていますか」です
のコールが・・・。
うおおおおおー。わっしょいわっしょい、祭だ祭だ。「オレは今猛烈に感動しているー」
あの時の鳥肌たつ感動は未だに・・・くーーーー。親はそんな私見てどんびきしてましたが・・・。
ついでに「飯島真理」を見る「黒柳徹子」の目も
「こいつ誰、何者?」
感に満ちてましたが(笑)、当時の歌番組、それも「ザ・ベストテン」に
「アニメ映画の主題歌がランクインする」
なんてことは毎日放送だからと言う点を差し引いても
「史上類を見ない・空前絶後の出来事・伝説」
だったんです、今現在の状態からは想像もつかないほど。ほんと
「オレ達オレ達、やったんだよな。夢じゃないよな。願いは叶うんだよね」
という心境でした。

こうして「マクロス」という作品は私にとって「大事な想い出の作品」なんです。今は簡単にVTR・DVDで見れる作品の背景にはこんな「履歴」がつまってるんです。
あの頃は自分も、周りも熱かったなあ・・・しみじみ。こんな述懐してると私もおっさんになったなあと痛感・・・。
人は誰も走り続ける ゴールはまだ見えない
なんだな・・・。

すいません、ひとりよがりに長々と
「酔って昔の話をする鉢巻タオル親父」状態
ですね(笑)。最後までお付き合いいただいた方ありがとうございます。
今日はこれで、コンゴトモヨロシク・・・。