ホビーは世につれ、世はホビーにつれ・・・。

 三回にわたって、私の月並みホビーライフ史を記してきたんですが、今回はその変遷をまとめてみようかと思います。初めて御覧になる方は過去二回と併せて御覧頂けると幸いです。
 私の地元石川はかなり田舎で田んぼの多い、都会人が来たら「のどかだねー」と感想をもらすような所でして、そんな訳で私が子供の頃は遊び場所には困りませんでした。なにせ近くの用水には、かえる、ざりがに、やご*1*2がいたので、つかみ取りや煮干でザリガニ釣りなんて遊び(本当に良く釣れました、もうびっくりするぐらい)が出来ました。最も今ではザリガニも蛍もほとんど見かけなくなってしまいましたが・・・、用水もコンクリで固められ、水は汚れて、彼らの住処はなくなってしまったんですね・・・。少し寂しい気がします。暗闇に仄かに煌く蛍の儚い光は今でもおぼろげに記憶に残ってます。でもって冬は冬で雪が多いので、雪遊び、だるまを造ったり、雪合戦で遊んだもんです。
 そんな中物心ついた私のホビーライフを思い出してみると、まず模型からはいってます。航空機(トムキャットが好きでした)、戦車、戦艦(風呂に浮かべたり、用水に浮かべたり)なんでもコイでした。そのあと昨日触れたガンプラという一大ムーブメントにはまってしまうんですが。あの頃の子供は猫も杓子もガンプラ(さすがに女の子にはうけませんでしたが)だったように思います。その後ラジコンブームが来て、(もっとも私にはラジコンは高価過ぎて(10000円ぐらいはした)とても手に入る物ではありませんでしたけど。)でもってその後ゲームウォッチが大ブレークして、子供むけホビーの主流が「ゲーム」と言う物に移行して行きます。今で言う「携帯型ゲーム機」のはしりともいえるGWは爆発的にヒットして、後のゲームの進化の基礎をつくりました、でもこの時の所謂2Dに対する評価はけして高くなかったですが。私も「ドンキーコング」は大好きで、電池がきれて液晶が見えにくくなってもひたすらやってました。そしてついにあの
ファミリーコンピューター」所謂「ファミコン
が登場します。確か去年20周年と共に製造停止したはずですが、このハードの登場は世間的にも、私の今に至るまでの「ゲーヲタ」人生にも多大な影響及ぼしてます。発売当初の評判はたいした事なかったんですが、後発ソフトの充実に伴い、加速的・爆発的に普及していきました。「マリオ」に「ドンキー」「ゼルダ」「ファミスタ」「ボコスカウォーズ」(笑)ほんとお世話になりました。さらば「カセットビジョン」(笑)でした。
 その後も、ハードウェアの変遷追うように私の「ゲームヲタク」度はバージョンUPして、今にいたるんですが。大人になった今「エロゲ」というエリアにも進出しております。(むしろ今はそちらがメインかも?)
 こうして振り返ると我ながら節操なくブームに追従してるだけのステレオタイプなホビーライフだな・・・(苦笑)。特定の趣味を極める、という事が「ヲタク」の定義なら私は「ヲタク」じゃないななんて思う今・・・。今でも、「プラモ」「エアガン」「TVゲーム」「パソゲ」「TRPG(暇も面子もないんですが・・・。)」なんでも濃いです来いですから。
 長くなりました。明日は私の主観による「客観的に見たホビーの変遷・その背景」について書いてみようかと思ってます。つまんない内容ですが、よろしければ読んでやってくださいませ。それではまた、コンゴトモヨロシク・・・。

*1:とんぼの幼生。水の綺麗な所にしかいない。

*2:これも水の綺麗な所にしかいない